警視庁刑事部の54歳の男性警部補が酒を飲んで車を運転し、事故を起こしてけがをさせたのに現場から逃走していたことが分かりました。
警視庁は、男性警部補を書類送検する方針です。
警視庁によりますと、刑事部捜査2課の男性警部補(54)は今月1日午後10時すぎ、東京・日野市で酒を飲んだ状態で車を運転して停車していた乗用車に衝突し、乗っていた女性2人にけがをさせたのにも関わらず逃走したということです。
女性が110番通報して発覚しました。
駆け付けた警察官が、事故現場からおよそ100メートル離れた場所で男性警部補が車を停めているのを見つけました。
男性警部補は、同僚3人と飲酒後に自宅の近くの駅に止めていた車で帰宅する途中でした。
呼気からは、基準値を上回るアルコールが検出されました。
警視庁は逃亡の恐れなどがないため逮捕しなかったとしていて、今後、ひき逃げと酒気帯び運転の疑いで書類送検する方針だということです。
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