中国の大気がきれいになると地球温暖化が進む!? 研究結果が明らかにした環境対策のジレンマ
中国政府はこの15年、石炭火力発電所による大気汚染を改善し、推定20万人超の住民の命を救ったという。
しかし、この公衆衛生キャンペーンには不幸な副作用もある。汚染物質の減少が地球温暖化を助長しつつあるのだ。
実際に中国が今後も大気の浄化を推し進めると、今世紀末には北半球全体の気温が0.1℃上昇する可能性があるという。
石炭の燃焼によって発生して人間に呼吸器疾患を引き起こす二酸化硫黄(SO2)の粒子には、太陽光を反射して地球を冷却する働きがあるからだ。
そもそも、地球温暖化による気温上昇を1.5℃未満に抑えるという科学者が掲げる目標を達成しなければ、2100年までに起こりうる深刻な悪天候や降雨量の増加、海水面の上昇、干ばつといった壊滅的な気候変動の影響を避けることはできない。
その目標が、さらに遠のくのである。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
WIRED.jp 10/16(金) 8:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9e71b42f8a4bfa6ffc3c90c72e928f862119a50
中国政府はこの15年、石炭火力発電所による大気汚染を改善し、推定20万人超の住民の命を救ったという。
しかし、この公衆衛生キャンペーンには不幸な副作用もある。汚染物質の減少が地球温暖化を助長しつつあるのだ。
実際に中国が今後も大気の浄化を推し進めると、今世紀末には北半球全体の気温が0.1℃上昇する可能性があるという。
石炭の燃焼によって発生して人間に呼吸器疾患を引き起こす二酸化硫黄(SO2)の粒子には、太陽光を反射して地球を冷却する働きがあるからだ。
そもそも、地球温暖化による気温上昇を1.5℃未満に抑えるという科学者が掲げる目標を達成しなければ、2100年までに起こりうる深刻な悪天候や降雨量の増加、海水面の上昇、干ばつといった壊滅的な気候変動の影響を避けることはできない。
その目標が、さらに遠のくのである。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
WIRED.jp 10/16(金) 8:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9e71b42f8a4bfa6ffc3c90c72e928f862119a50