マングース捕獲ゼロ続く奄美「根絶の可能性が高い」
環境省は15日、鹿児島・奄美大島で2020年4〜12月に捕獲された外来種のマングースの数がゼロだったと発表した。
最後の捕獲は18年4月で、駆除を進める同省は「島全域で、根絶の可能性が高くなっている」と分析している。
環境省によると、マングースは島各地に設置したカメラでも確認されず、寄せられた目撃情報も可能性は低いという。
今後もわなを仕掛けたり、犬に探索させたりする作業を続け、根絶の確認を目指す。
奄美大島のマングースは、ハブ対策で1979年に約30匹が持ち込まれた。急速に分布を拡大し、アマミノクロウサギなど希少種が生息する島の生態系に大きな影響を与えた。(共同)
日刊スポーツ [2021年2月15日20時48分]
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