2020年は「最も暑い年」だった:観測結果から見えた深刻な地球温暖化の現実
昨年の地球は燃えるように暑かった。米西海岸では山火事が頻発し、シベリアは記録的な熱波に襲われ、大西洋で観測されたハリケーンの数は平年を大きく上回っている。
こうしたなか科学者たちが、この世界的な気象の混乱の背景にある数字を割り出した。
米航空宇宙局(NASA)の年次報告書によると、2020年は観測史上で最も平均気温が高かった16年と同じか、それを超えた可能性がある。
米海洋大気庁(NOAA)の結論はわずかに異なるが、それでも昨年の気温は史上2位か3位になるという。
NASAとNOAAは、いずれも1月にオンラインで実施された米気象学会の年次会合で昨年の観測結果をまとめたレポートを公表している。
ただし、分析や計算の方法などはわずかに異なっている。
いずれにしても最新のデータによると、地球の平均気温は産業革命以前と比べて1.2℃上昇した。
また、現状では10年で0.2℃ずつ気温が上昇し続けており、このペースでは15年のパリ協定で決まった「気温上昇を1.5℃未満に抑える」という目標を達成できない。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
WIRED.jp 2/17(水) 12:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/2176b3ab064ca7e904b66f040fb182110d3fa7c5