慶大、電子の3つ目の性質の流れである「軌道流」を観測することに成功
慶應義塾大学(慶大)は6月28日、電荷・スピン・軌道という電子の持つ3つの性質を利用した流れのうち、電流(電荷)とスピン流(スピン)に比べて、生み出すことが困難だった「軌道流」を生み出す新現象「軌道ポンピング」により観測することに成功したと発表した。
同成果は、慶大 基礎科学・基礎工学インスティテュート(KiPAS)の林宏樹研究員(同・大学大学院 理工学研究科の林宏樹助教兼任)、同・大学 理工学部の安藤和也准教授(KiPAS主任研究員兼任)らの研究チームによるもの。
詳細は、英科学誌「Nature」系のエレクトロニクスの全般を扱う学術誌「Nature Electronics」に掲載された。
(以下略、続きはソースでご確認ください)
マイナビニュース 2024/07/03 07:19
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20240703-2978014/
論文
Observation of orbital pumping
https://www.nature.com/articles/s41928-024-01193-1