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私の名はジャイアニズム
乱世学が専門の思想家である。
私はアフリカのマリ共和国に来ている。
この国は国土の多くをサバンナが占めいる国で世界でも上位の貧困国であり、犯罪率も高い。
この状況を救うために私の知識を活かしたいのだ。そして、私は今日も現地人の少女と遊んでいる。
「こらっ! またお前は泥団子を投げてきたな!」
「キャハハッ」
私は怒ってみせた。
すると、少女は無邪気に笑った。
どうやら喜んでくれたようだ。「よし、許してやるから一緒に風呂に入るぞ!」
「うん♪」
私はそう言うと少女と一緒にお風呂に入った。
これは私が考えた教育法だ。
裸の付き合いをすることで心の壁を取り払い、人間として信頼関係を築くことが出来るのだ。
そして、その後、寝る前に絵本を読んであげたり、一緒に歌を歌ったりした。
「それじゃあ、そろそろ寝ようか?」
「うん……ねえ? パパとママに会いたいよ~」
「大丈夫だよ。きっといつか会えるさ」
「本当かなぁ……ぐすん……」
少女は泣き出してしまった。
両親とは離ればなれになっているからだ。
「ほらっ、もう泣くんじゃない! 明日は美味しいものを食べさせてあげるから元気を出しなさい!」
「うん……」
こうして、私は少女と一緒に就寝した。
------
翌日、私は少女と共に市場で買い物をしていた。
「おじさん、これ買ってー」
「あいよ! 50円ね!」
少女は物欲しそうな目をして果物を売っている店主に声をかけた。
だが、50円では手が届かない金額だった。
「うぅ……高いよぉ……」
「何を言うんだ! そのくらい安いものだ! それに君はまだ子供なんだから遠慮することはないんだよ」
「でも、パパがお金は大事にしないといけないって言ってたもん……」
少女はとてもいい子だ。
親の教えを守っており、とても素晴らしいことだと思った。
しかし、私は教育者なのだ。
ここで少女を甘えさせるわけにはいかない。
「そんなことより、もっと他に欲しいものはないか?」
「えっと……うーん……」
少女は悩みながら周囲を見渡していた。
「おい! その子は俺の娘だ! 返せ!」
「うるさいガキめ! 黙れ!」
奴隷商人は父親と思われる男を殴っていた。
「ああいう悪い大人がいるからいけないんだ。さあ、早く行くぞ!」
「う、うん……」
私は少女の手を引いてその場を離れようとした。
だが、その時だった。
奴隷商人の男が私に襲いかかってきたのだ。
私は咄嵯に少女を抱き抱えた。
そしてそのまま床に押し倒される。
男はナイフを取り出していた。
このままでは刺されてしまうだろう。
仕方ない……。
ワシは覚悟を決めた。
「乱世とは―世が乱れた状態である―!」
ワシは奴隷承認に舌戦を仕掛ける事にした。「なんだと!?」
奴隷商人の男は突然、ワシが話し始めた事に驚いているようだ。
「そのように国が乱れれば当然のように民も苦しむことになるであろう? そのような悪しき国を治めようとする者など誰もおらぬ。ならばいっそこのワシが天下を取ってやろうではないか?」
ワシの言葉を聞いた男の顔色がみるみると変わっていった。
どうやら怒り心頭のようである。
「このクソジジイ! 舐めた口をききやがって!」
そう言うと男は勢いよくナイフを振り下ろしてきた。
「乱世に賊は無用!賊は武力で根絶やしにして国家を統治せよ!」ワシの口撃に奴隷商人の男は完全にキレてしまったようだ。
先程よりも強い力でナイフを突き立ててくる。
しかし、それも全て避ける。
「ふざけんなよ!お前みたいなクソジジイに何ができるんだよ!」
奴隷商人の男は何度も何度もナイフを振り回してくるが全て避けてみせる。
すると今度は急所を狙ってきた。
心臓だ。
確実に殺すつもりらしい。
だがそれも当たらない。
「貴様のような悪党に天下など取れぬわ!」
ワシの挑発を受けた男は遂に堪忍袋の緒が切れたのか、大きく腕を上げた。
今度こそ刺し殺そうとしてきたのだ。
だがそれは想定内である。
「今じゃ!」
ワシが合図を出すと同時に駆けつけた警官が男を取り押さえる。奴隷商人は一瞬のうちに拘束されてしまった。
「くそっ!離せ!」
必死に抵抗する男だったが、流石に鍛えられた警察官には勝てなかったようだ。
やがて諦めると静かになった。
こうして事件は解決した。
「大丈夫か?」
ワシは抱きかかえた少女に声をかけた。
(´┌┐`)受付はこちらでーす
/ ヽ
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「大丈夫か?」
ワシは抱きかかえた少女に声をかけた。しかし、返事はない。
ただぐったりと体を預けているだけだ。……まあ、無理もないな。
あの状況で恐怖を感じない人間などいるはずがないのだから。
むしろ、この状況でも泣き喚かずにいられるだけでも大したものだ。
ひとまず家に戻ろう。ワシは少女を背負って帰路についた。
家に着く頃にはすっかり日が暮れていた。
とりあえず少女をベッドの上に寝かせると少女は疲れたようですぐに眠ってしまった。その表情からはさっきまでの怯えの色は消えていて少し安心する。……それにしても不思議な子だ。
おそらくこの子は普通の人間ではないのだろう。
だが、だからといってどうということもない。
たとえ何者であろうともこの子が幸せになれるようにしてやらねばなるまい。
幸いにも、ここにはワシがいるからな。……ふむ、そうだ。今のうちに風呂に入れておいた方がいいかもしれん。
眠っている間に洗ってしまおう。そう思い立ったワシは早速行動に移した。
続きキボンヌ
フンコロガシと白馬青牛は登場しないのか?
まずは服を脱がせ、裸にすると抱きかかえて浴室へと向かう。そして浴槽の中に優しく降ろすとシャワーでお湯をかけていく。
「……ぅ……」
流石に起きたかと思ったが、まだ寝ているようだ。
しかし、その眠りもそこまでだった。
「おじさん…」
突然、目を覚ました少女は泣きそうな顔をしながらこちらを見つめてきたのだ。
「起きたのか?大丈夫だよ」
頭を撫でながら言うと彼女は少し安心したように息を吐いた。
「おじさんも大丈夫だった?」
「ああ、ワシは強いからな。心配しなくていいよ」
それを聞いた少女はホッとしたような表情を見せた。
その後、身体を洗い終えたワシ達は一緒に湯船に浸かる事にした。………………
「ねえ、おじさん」
「なんだい?」
「私の名前を決めてほしいの」
「ねえ、おじさん」
「なんだい?」
「私の名前を決めてほしいの」
名前か……。この子は何かのショックで記憶の大半を失っているらしい。
両親の記憶など断片的にはあるらしいのだが、自分の事は何も覚えていないそうだ。だから、新しい名前を欲しがるのだろう。
「うーん……」
どうしたものか? 女の子につけるような名前はよくわからない。
「あのね、おじさんはね、とても優しくて強いからね。私はおじさんみたいになりたいから、強そうな名前がいいかなあ?」
「うん、なら君の名前は―――」
ワシに名前を貰った少女はとても嬉しそうだった。
それから二人で就寝してその日が終わった。
それが二人の別れの夜になるとは思いもよらなかった。
マリ共和国の朱い春―後にそう呼ばれる反政府組織による反乱が幕を開けたのだ。
「―――今頃あの子は無事だろうか」
あの日、少女と二人で眠り朝になって目が覚めると少女はどこにもいなかった。
そして村では軍隊が動き周りそこら中で銃撃戦が繰り広げられていたのだ。
その光景を見てワシは少女を探し回ったのだが、軍人達は異様な言葉を発していた。
『あの娘は魔女だ!あの悪魔め!』
そんな言葉を聞き流しながらワシは少女を探した。
しかし、探せど探せど少女の姿は見つからず焦燥感だけが募っていった。
そして少女を探しながら村の出口まで辿り着くと銃を持った男達がいて……。
そこから先はよく覚えていない。
ただ一つだけわかるのはワシはこうして生きており、反政府組織の一員になっている事だった。
「――やぁ、待たせたかな?」背後から聞こえてきた声に振り返るとそこには一人の青年がいた。
「いえ、問題ありませんよ。それで?例の物は用意できたんですか?」
ワシの言葉を聞いて青年は微笑みを浮かべる。
「もちろんだとも、これだろう?」
青年は懐から小さな袋を取り出してみせる。
「……えぇ、確かに」
それを受け取ると中身を確認する。
中には白い粉が入っていた。この国で流行している違法薬物だ。
「……確認しました。報酬です」
「あぁ、ありがとう」
そう言って青年が差し出してきた手を握る。
「それじゃまた何かあったら頼むよ」
「こちらこそよろしくお願いします」
お互いに握手を交わした後で別れを告げると、ワシは再び歩き出す。
この日の為にどれだけの時間を費やしただろうか。
そしてこれからどれ程の時間を掛けてでも成し遂げなければならない事があるのだ。
あの少女を見つけ出すためには手段など選んでいられない。
――例えそれが人を殺す事になるとしてもだ。
私は目の前にいる人物を睨むように見つめていた。その視線を受けても彼は余裕のある態度を崩すことなく笑みを浮かべている。
「そんな怖い顔をしないでくれよ。せっかく綺麗な顔立ちをしているんだからさ」
「……黙れ」
ワシが言葉を発すると同時に周囲の気温が上昇していく。
しかし、彼―フンコロガシと呼ばれる反政府組織のリーダーは涼しい表情のままだ。
「まぁ、君が何を考えていようと僕には関係ないけどね。それよりそろそろ本題に入ろうじゃないか。わざわざこんな所まで足を運んできたんだから、それなりの用件なんだろう?」
「あぁ……」
キャー!! ∩蛸∩
(・ω・ ) ザバァ
 ̄ ̄\γ⌒ヽ,_,ノ ノ ハ,_,γ⌒ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄/⌒ヽ,_,ノノ ) ノ⌒ν´
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ワシは彼の質問に答えるためにここへ来た目的を話すことにした。
「貴様に頼みたいことがある」
「……まぁ、いいよ。話くらいなら聞いてあげるさ」
「魔女の居場所が知りたい」
「…………」
ワシの言葉を聞いた瞬間、フンコロガシの空気が変わった。
まるで親の仇でも見るような目でこちらを睨み付けてくる。
「魔女……?まさか朱の魔女のことかい?」
「そうだ」
フンコロガシは無言で考え込むような仕草を見せると、しばらくして口を開いた。
「どうして彼女の居場所を知る必要があるのかな?」
「どうしても連れて行かなければならない理由がある」
「そう……。彼女が政府軍の手元にある事は知っているよね」
「当然だ」
「それなのに君は彼女を連れ戻すつもりなのかい?」
「そうだ」
フンコロガシは大きく息をつくと、呆れたように首を横に振った。
「場所は対価を払えば教えてあげるよ。君は今までそれなりに働いてくれたからね。だが魔女の元に辿り着くのは無理だよ」
「何故だ?彼女は俺が必ず助け出す」
フンコロガシは目を細めて笑みを浮かべると、諭すように言った。
「それは君の思い込みに過ぎないかもしれない。もし彼女に会えたとしても、君には彼女を救えないだろう。彼女を救う事なんて誰にも出来ないんだよ」
フンコロガシの言葉に俺は首を傾げた。彼の言う事が理解できなかったのだ。
「どういう意味だ?」
「言葉通りの意味さ。もうこの話は止めよう。私も暇じゃないんだ」
フンコロガシはそう言って立ち上がると、立ち去った。一人残された俺はしばらくの間、その場に立ち尽くしていた。
それから数日後の事だった。
俺はある噂を聞いた。その噂によると、政府軍が反政府軍の壊滅のために大規模な討伐隊を編成しているらしい。
これは千載一遇のチャンスだ。
討伐隊が出撃した直後なら政府軍の拠点も手薄になるだろう。この機会は逃せない。すぐに行動を起こすことにした。
まずは武器を調達しなければならない。しかし、市中に出回る武器は政府軍に抑えられている可能性が高い。
となると、手に入るとしたら政府管理下の外にある武器屋ということになる。
ワシはその足で郊外に向かった。郊外の外れに小さな建物がある。看板には『白馬亭』と書かれている。
ここが目的の場所だ。ワシは扉を開けて中に入った。
店の中に入ると白馬水牛と呼ばれる爺が煙草を吸いながら太極拳を舞っていた。
店内は薄暗く、カウンターの奥からは異様な気配を感じる。「おや? いらっしゃいまし」
爺はこちらを振り向くと、ゆっくりとした動作で歩み寄ってきた。
「今日は何をお探しですかな?」
「武器を探しに来た。ライフルとハンドガン、グレネードもだ」
ワシの言葉を聞くなり、爺はニタリと笑みを浮かべた。
「ほう……お客様は軍人さんですかな?」
「いいや、違う。ただの思想家さ」
「左様ですか……では、何故そのような物を?」
「愛する娘を助け出すためだ」
「それは素晴らしい! 娘さんを愛していらっしゃるのですな!」
「当然だ。娘の事を愛していない父親などいないからな」
「えぇ、全くですとも!」
爺は大げさに相槌を打つ。どうにも胡散臭い奴だ。
「それで? 何かお勧めはあるのか?」
「もちろんございますよ。こちらへどうぞ……」
ワシをカウンターの奥へと案内する。そこには地下に続く階段があった。
「この店の地下には様々な品が眠っております。ご希望に添えるものがあれば良いのですが……」そう言って階段を下っていく。
薄暗い店内とは対照的に明るい照明で照らされた広い空間に出る。まるで倉庫のような場所だった。
壁際には棚が置かれており、無数の銃火器が置かれている。そして部屋の中央には大型のコンテナボックスが置かれていた。
「ここにある物は好きに見てくれて構いませんよ」
「あぁ、そうさせてもらうよ」
まず手始めにライフルを見て回る。どれもこれも骨董品の類ばかりだ。中には博物館でしか見ないような代物まである。しかし、悪くはない。値段さえ目を瞑ればの話だが……。次にハンドガンを見る。こちらも古いものばかりだった。しかし、中には見たこともない型もある。これは期待できそうだ。最後にグレネードを見た時、ふと妙なものを見つけた。
「こいつはなんだ?」
「あぁ、それですか。それは最近仕入れたものですよ。CSガスグレネードです」
「CSガスだと?」
「えぇ、簡単に言えば強力な催涙ガスですね。しかも無味無臭ときています」
「ほう…AK-47ライフルとトカレフ、それとCSグレネードを貰おう。代金は足りるか?」
ワシは違法薬物の売買の仲介をして稼いだ金を白馬の爺に渡した。爺はそれを受け取ると嬉しそうな顔を見せた。
「えぇ、これだけあれば十分でしょう。銃弾もおまけしておきますよ」
「ところで聞きたいんだが、この店で売っているものはどこで入手したんだ」
ぞうさんは?
,,_( 〇 へ 〇)
) フ
/ / /
/ ωノ_/
" ̄/ | "
/ |
(__ノ
_人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> チンポバトルしようぜ チンポバトル!!<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
彡 ⌒ ミ 彡 ⌒ ミ
(´・ω・`) (´・ω・`)
/ \ ペチチチチチ / .ニフ
レ'\ γ∩ミ γ∩ミ /
> ⊂:: ::⊃人 ⊂:: ::⊃ <
. 乂∪彡< >乂∪彡
抜刀した。
敵将と睨み合う。
「てめえこらなんだその目、殺すからよ殺すからよてめえおい」
「こいよ、俺の首級(くび)」
安くはねえぞ、呪い殺すように呟いた。
目の回りに血液が漲る。脳の稼働が冴えてくる。
反射的に転がった。背後で地を蹴る音。
2人の斬り込みをいなし、剣を奔らせた。
悲鳴が上がる。
戦には負けたが、まだ俺には剣がある。
「んの、野郎」
「囲め、槍でいたぶり殺せ」
駆けようとしたが、すぐに囲まれた。
死ぬのは間違いない。ただ体は熱い。
銘刀ですらない軍用剣がそれに応える。
「肉を突け、いたぶれ、いたぶれ」
「おおおおっ」
腹から叫んだ。
突き出された最初の槍、剣で跳ね上げ、そのまま奪った。
槍を持ったまま、力任せに回る。
回ることで一つの槍で、幾重もの槍を防ぎながら弾いていく。
「ばかども、どいてろ」
目の端で、槍を投擲
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