【量子技術】Kavli IPMU、「非可逆的対称性」の操作に関する性質を解明することに成功 [すらいむ★]->画像>1枚

Kavli IPMU、「非可逆的対称性」の操作に関する性質を解明することに成功

　東京大学(東大) 国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)は11月29日、素粒子理論や物性理論において一般にどのような記述が存在するのかが不明だった「非可逆的対称性」の操作について、量子コンピュータの基本的な枠組みを支えている「量子情報理論」における量子操作として表せることを、物理で広く扱われている定式化を用いて簡潔に説明できることを示したと発表した。

　同成果は、Kavli IPMUの立川裕二教授と東大大学院 理学系研究科の岡田昌樹大学院生によるもの。
　詳細は、米国物理学会が刊行する機関学術誌「Physical Review Letters」に掲載された。

（以下略、続きはソースでご確認ください）

マイナビニュース　2024/12/02 09:37
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20241202-3075454/

面白そう

対称だけど非可逆な操作ってのを考えるのかあ

時間の矢と関係してるんだろうか

宇宙の構造もわかるのか

>>5

テレポートの原理がわかる

俺も時空作りてえ
多分アレ使うんだろうなってのはあるんだが
自分の力では足りない

>>1
【対称性】
>>理論がある操作のもとで不変であるとき、理論は対称性をもつと言います。
例：磁石のNとSをひっくり返す操作は対称性をもつらしい

【非可逆的対称性】
>>従来の対称性には、操作を元に戻す逆操作が必ず存在するという条件がありましたが、この条件を緩めて、完全な逆操作が存在しない場合に一般化した概念が非可逆的対称性です。

例：磁力は電子のスピンによって生じる。その状態(スピンが揃った状態)から、
　反対向きに揃った状態にも、ばらばらの向きの状態にも出来る。
　ばらばらの向きから対称性をもつ操作はできない。
　これを非可逆的対称性と呼ぶことにするとなにか量子さんに良いことがありそう。ということらしい

綺麗にマークと数字が並んだトランプを、すこしずつかき混ぜていったら並びが乱れる。
しかしその逆の過程も必ずある。つまり
並びの乱れたトランプをかき混ぜるとマークと数字が並ぶという過程が。
しかしそのような過程はほとんど起こらない。積極的にマークと数字が整列された
トランプにするには、操作の過程でマークと数字を観測して認識しながら意図して
並べ替えないと、整列に戻る可能性は宇宙が終わるまで待っても期待できない。

ある乱れた並びのトランプを固定して、その並びを記録しておく。
その状態から少しずつかき混ぜていくと、やはり乱れた並びになるが、
ある程度十分その操作を繰り返した後では、
記録しておいたのと全く並びが再現することは、ほとんど期待できなくなる。
つまりマークと数字が整列した状態だけが特別なものというわけではない。